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金星が太陽の表面を東から西へ動いていく小さな黒い点でみえます。 日食は太陽と月と地球が一直線に並ぶように、太陽と金星と地球が一直線になったときに見られる現象です。 日食の時は、月と太陽の大きさがほぼ同じ位に見えるため、太陽が隠されますが、金星は月より大きいのですが地球との距離が離れているため小さく見えます。そのため太陽と比べるととても小さな点にしか見えません。
金星の太陽面通過は、非常に稀な現象で、243年周期で起きます。 8年おいて2回対になって起きた後、121.5年と105.5年の長い間があきます。 前回起きた対が、1874年12月と1882年12月のもので、2004年6月8日に起きました。 今回は8年おきの2回めで2012年6月6日に起きました。 次回起きる対は、2117年12月と2125年12月になります。 次回起きるまで105年あります。もう生きている間には、見れない貴重な現象だったのでした。